3Dではありません。 Flashのように2Dもしくは2.5Dと呼ばれる表現の延長でありながら、3Dなみの立体表現を可能にした汎用的な技術です。 右のGIFアニメはLive2Dエディタで作成したLive2D映像を、3D平面に合成表示したものです。複雑なキャラも時間をかければ、右のように動かすことができます。

技術的には全く異なります。

Live2Dはイラストをベースに動かしていますので思い通りに描ける反面、トゥーンレンダリングのように自由に回転することはできません。

３D（トゥーンレンダリング）は３Dに、フィルタを掛けてアニメ風に表現するような技術です。３Dでは立体モデルを用意するため、ほとんどの場合マンガやアニメのキャラクターを忠実に再現することができません。

データを完全に用意すれば可能ですが、データ作成の作業量が多くなります。

一方、ある程度範囲を限定すれば、3Dよりもはるかに効率的にデータを作成できます。特に会話のシーンのように、キャラクターの顔などをアップで原作どおり繊細に描くのに適しています。

フィールドを駆け回るようなシーンは3Dで表現し、会話のシーンはLive2Dで表現するというように、使い分けるのが理想的です。

「直流と交流」、「ナイフとはさみ」のように、どちらが上というような関係ではなく、目的しだいで使い分けるのが理想的です。

モデルデータは、Live2D Modelerまたは、アバター作成ツールを使って生成し、
動画は、Live2D Animatorを使って生成します。

その他にマンガ作成ツール、本格アニメーション作成ツールなどを予定しております。

登録申請中の商標ですが、2D風のイラストを（3Dのように）とことん動かす技術の総称として使われることを目指しています。

Live2Dは「未踏ソフトウェア創造事業（通称、未踏ソフト）」の支援を受けて開発されました。

「未踏ソフト」は、世の中に無い、新しいソフトウェアのアイデアを持つ個人に対して行われる、IPA（独立行政法人 情報処理推進機構）の支援事業です。

また、その成果から、開発スタッフは「天才プログラマー/スーパークリエータ」として認定を受けました。

未踏応募時のLive2Dの名称です。未踏期間中にLive2Dに変更しました。