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Live2Dの魅力
★3D化の困難な形状、画風を表現可能
イラストやマンガなどのキャラクターは、下の例のように3D化できない三次元的な矛盾を持っています。
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「スネオ」の髪型は3D化できない例として有名です。
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「ミッキーマウス」のアニメやイラストでは、顔がどっちを向いても、耳は常にほぼまん丸です。
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アニメの「鉄腕アトム」のツノは、理屈(三次元的な正しさ)を無視してカッコよく描かれます
※「鉄腕アトム設定資料集」より
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多くのマンガのキャラは、輪郭形状や影の付け方など立体的に正しくない部分を持っています。
このように、2Dでは3D空間で表現できない様々な手法を用いており、とても重要な役割を果たしています。
3Dモデル化した場合、形状だけでも相当妥協する必要がありますが、Live2Dではほとんど妥協することなく思い通り描くことができます。
※キャラクター名は各社の登録商標です。
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★マンガなどの線画や、水彩、水墨画などを動かすのが得意
3Dはマンガなどの二次元的な表現が得意ではありません。
Live2Dではとても自然に表現することができます。
スクリーントーンを指定して、そのまま印刷できるキャラを作成できます。
※この機能は、2007年時点のLive2D Modeler試作版で搭載されていた機能で、現在のModelerからは外されています。興味のある方はご連絡ください。
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★ハイビジョン品質&印刷品質(無限の解像度)
Live2Dは基本的にベクター(曲線)表現ですので、そのまま印刷できる品質の映像をリアルタイムに作り出すことが可能です。
※3Dの場合は、高解像度の表現をする場合、ポリゴンを細かくし、より時間をかけてレンダリングする必要があります。
また、ベクター(曲線)以外の繊細な表現、たとえば本格アニメーションや、水彩風、水墨画風の表現については、当社の開発した「MugenViewer」の技術により無限の解像度で表現できるよう拡張する予定です。
MugenViewerについてはこちらをご覧下さい。
★生成された画像を再編集可能
Live2Dでリアルタイムに生成された映像は、ベクター画像であるため、再編集しやすい情報が残されています。
例えば、タイムラインの中で、髪の毛の揺れ方を調整したいような場合、結果を微調整できるので、描きたいとおりの映像を生み出すことが可能になります。色変更や形状変更をして、その結果をもとに再度中割することもできるので、映像を確実に理想に近づけていくことが可能となる表現技術です。
(タイムライン内でのモデル編集は、Animator 2.Xもしくは 3.0以降で対応予定 )
★データが小さく、WEB、携帯に最適
Live2Dはベクター(曲線)画像を基本とするため、品質や動きの割にとても小さなデータサイズになります。
また、Flash上で非常に高品質かつ高速に表現できるので、WEBや携帯に最適です。
例えば、サイト上のキャラのイラストをインタラクティブに動かしたい場合、3D化はあまり実用的ではありません。3D化した時点で元のイラストとは異なるイラストになってしまいます。また、現在のFlash上で動く3Dエンジンはまだまだ品質が低く、データ量も大きくなります。
Live2Dは3Dほどグルグル動かすのは苦手ですが、WEBサイトを気軽にインタラクティブにすることが可能です。
★3Dよりも習得しやすい
3Dは習得も難しく、また3D特有のセンスも必要です。
例えば、Illustrator、Photoshopなどの2D画像編集ソフトを使えるユーザが、3Dを学習して実用的な品質の映像を作り出せるようになるには、相当の時間を要します。さらに殆どのユーザは実用的な映像を作り出せないまま、挫折してしまいます。
Live2Dは、Illustratorが使えるユーザなら、思い通り描くことは簡単です。それをしっかり動かすためには経験が必要ですが、少なくとも思い通り描けるようになる前に挫折することはありません。
例えば、デザイナなら右キャラぐらいを描くことは簡単だと思います。でも、それをそのまま3Dで表現できる人の数は、激減するはずです。
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★簡単な動きは、簡単に実現
3Dで動かすには、モデリングして、シーンを決めて、光源を決めて、動作を決めて、レンダリングしてという作業が必要です。しかも、それなりの映像を作るためには、その作業を何度も行ったり来たり。
Live2Dでは、基本となる絵を元に動きを作り出していくため、納得のいく映像を簡単につくりだせます。
ほぼ正面とほぼ横顔を用意するだけで、多くのシーンを作り出すことができます。 |
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